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▶活動報告

令和7年度 県・市町建設技術職員必須基礎研修 生コンクリート講座

2025-08-05
注目
7月24日、組合員の甲賀バラス㈱(甲賀市土山町大野2850)において、公益財団法人滋賀県建設技術センターから生コンプラントの施設見学の依頼を受け、県及び市町の建設技術職員を対象とした基礎研修「土木材料(コンクリート)講座」に協力、支援を行った。当日は、生コンクリートの製造工程や品質管理についての知識を深めてもらうことを目的とし県及び市町の職員45名が参加し、甲賀バラスの社員と工組技術小委員会メンバーが講師を務めた。
 冒頭川浦理事長より、『発注者の皆さんは普段、ミキサー車で現場に到着してから、検査や出来形管理を通じて生コンクリートに接することになると思います。しかし、生コンクリートが出来上がるまでに、プラントではセメントや骨材などの材料、温度、水分、添加剤など、いくつもの厳しい品質管理をおこなっています。本日は普段目にすることはないプラントでの作業について、見ていただける貴重な機会でありますので、しっかり勉強していってほしいと思います。』と述べた。また甲賀バラス市井善積社長からの挨拶は、『我が社は昭和30年に砂利採取業者として創業し昭和41年に生コンクリートの製造販売をスタートした、昭和44年には野洲川の砂利の枯渇により砂利採取業から砕石業に転換した。また平成25年には太陽光発電事業を行うなど資源循環型の企業として、本年創立70周年を迎えることが出来た。これからも、品質第一で働く社員を大切に、そして地元に貢献する企業であり続けることを目指しています。今日は限られた時間ではありますが、皆さんにとってより良い研修会になることを期待します。』と呼びかけた。
講座は、2班に分かれて 出荷室、バッチャープラント、試験室を見学。出荷室では 操作盤に実際に練っている状況を画面上で見た後、プラント設備に移動、研修者全員がバッチャープラント内を見学した。その後試験室に移動し 試験設備や原材料の説明があった。実際にミキサー車から荷卸しされた生コンクリートを使用してのスランプ試験、空気量試験や供試体作成を体験した。当日は35℃を超える猛暑であったが、場内研修時には給水タイムやクーリングタイムで熱中症対策を行い2時間の研修会を終了した。
滋賀県生コンクリート工業組合では、業界の発展と品質管理の徹底、技術向上に努めております。
 
滋賀県生コンクリート工業組合
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